長崎の街並みとともに
世界遺産のなかに学び舎を新設する試み
2019年4月、長崎市西出津町に開校となる長崎市立外海中学校。その整備事業に携わる数多くの事業者のなかに、私たち海老沼造園も名前を連ねさせていただきました。
この西出津地区は、「外海の出津集落」として「長崎と天草の潜伏キリシタン関連遺産」を構成する一部に登録されています。そのため、たとえ地域住民のみなさんの住宅であろうと、むやみな増改築は許されません。
そうした特殊な事情もあり、今回の新設工事にあたっても、地上2階建てとなる校舎はもちろんのこと、敷地を取り囲む擁壁をはじめさまざまな設備の一つひとつに至るまで、周囲に合わせた景観づくりに最大限の配慮がなされました。
ここに、当社が携わらせていただいた施工内容をご紹介します。